2021年06月01日 ブログ

マイクロバスのインジェクター洗浄始めました！

おはようございます！
大阪では雨の続く日が続き嫌な天気ですがたまに出る晴れ間が清々しく感じますね。

さて、本日のテーマはマイクロバスのインジェクター洗浄です！


本日のお車は弊社の日野リエッセⅡです。（写真1枚目）
走行距離15.3万キロ程で、エンジンの吹けや音が大きくなってきました。
そしてインジェクターごとの数値を診断機の方で確認してみると4気筒の中でバラつきがあるので今回の作業を実施することに致しました。

今回のインジェクター洗浄に当たって使用する機械は、今年度弊社に導入されたインジェクターの洗浄をするにあたって実績のあるモデルです。

さて、作業手順ですが弊社ではこの作業をするにあたって最低限するべき作業は決めてあります。
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルエレメント交換
・燃料エレメント交換
・強制再生
上の４点をすることによって、今回の洗浄作業が車両のコンディションをより高めるための作業です。
特にそうなのですが最近のディーゼル車はとても繊細になってきているところを含めるとエンジンオイル交換はとてもシビアです。
5000㎞または半年ごとの定期交換をするだけで、エンジン系の不調は少ないと感じます。


さて、本題の作業へと移ります。

まずはこの洗浄作業を始めるにあたり、エンジンオイル交換とエレメント交換を済ませ、次に燃料エレメントを交換します。
弊社の今回導入した機械では燃料エレメント付近の導線を2本外し機械を経由して洗浄剤をエンジン内部に送るものです。
ではまず、洗浄前の数値を見てみます。（写真2、3枚目）
＃1→0.7
＃2→―0.7
＃3→0.3
＃4→－0.4
燃料噴射量→11.3
この数値が洗浄前なのでここから洗浄作業を始めます。
所定の接続を行った後はエンジンをかけ40分洗浄し、その後強制再生を行います。
強制再生が30分としても早くて全行程が2時間以内の作業です。

さて、洗浄後です。（写真4、5枚目）
＃1→0.7→―0.1
＃2→―0.7→―0.6
＃3→0.3→0.3
＃4→－0.4→0.7
燃料噴射量→11.3→9.0
洗浄後は数値が変化し±0に近い数字になりました。
この洗浄作業を行うことで、アクセルの吹けや、エンジンの音が小さくなったや走りの改善や、燃費の改善、DPF等の再生回数が減少したというお客様の声もあります。
是非一度お試しください。
ご相談頂ければ、出張作業もさせて頂きます！

是非よろしくお願いします！